
撮影中、カメラマンさんはカメラをまわす。自分が写ってしまうことはない。
録音部さん、その後に立ち、マイクを突き出すのでOK。
しかし、部屋が本当に狭いので、安全地帯はごくわずか。
それに3人といえども、大の大人がいることで、東にプレッシャーを与えてはいけない。
といっても、僕まで隣の部屋に行くと指示もできない。
そこで考えた場所がある。
東亜優扮する美香は机に向かい、夏美(佐津川愛美)たちに背を向けて台詞を言う。
目の前は押し入れ。カメラは夏美たちの後ろ。
本来、監督もカメラの後ろに立つ。
が、今回はとてもいい場所を見つけた・・。
(つづく)